ニッサンのキャラバンの値引き額ですが、2017年の6月現在だと40万~50万円ほどの値引が出るようです。
ただし、キャラバンのように一定需要があり手堅く売れている車種の場合、現実的には、40~50万円もの値引き額を勝ち取ることは難しく、よほどキャラバンを売りたくて値引に前向きな営業所でないとそう簡単にはここまで大きな値引きは出ません。
そこで、キャラバンへの買い替えで値引を引き出すための基本と、値引交渉の前に絶対にやっておくべきことをご紹介します。
キャラバンの値引を引き出す基本
まず、キャラバンで値引を引き出すには主に3つの方法があります。
- ライバルのハイエースと迷ってる設定にする
- ニッサン販売店同士でも値引を争ってもらう
- モデルチェンジの前後を狙う
まず1つ目ですが、キャラバンのライバルになる「ハイエース」と迷っているとう話は絶対に伝えるべきです。間違っても、「キャラバンに惚れてます」なんて事は言っちゃだめです。買いたい気持ちが伝わってしまうと、出る値引きも出なくなりますよ。
次に2つ目ですが、キャラバンを扱ってるニッサンの営業所同士で争ってもらうのもかなり有効な手です。営業所が違えば当然に営業マンも違いますし、営業所の成績によっては値引に甘い店もあります。
なので、他の店にも訪問して「安い方で買いたい」と率直に伝えることで、大きな値引を簡単に出してもらえることもあるんですよ。
※ただし、すぐお隣の街の営業所は同じ経営管轄の場合があるので、できれば2~3離れた街の営業所がおすすめです。
3つ目ですが、キャラバンのモデルチェンジの時期とあなたの購入時期が近い場合には、驚くほど大きな値引きが出る可能性があります。
人によってはそろそろ新しいキャラバンが出るなら我慢して新型が出るまで買い控えるという人も沢山います。それに、大抵の人は新型と現行型の価格が違わないのなら新型にしたいという人が多いので、どうしても現行型の在庫があまってくる傾向があるんです。
そんな場合「値引き額次第では現行型キャラバンでもいいですよ」という交渉をすると、簡単に50万円などが出てくる可能性は十分にありえます。
キャラバンの値引き交渉の前にやっておくべきこと
キャラバンの値引き交渉は上記の基本を実行すればまず大丈夫です。でも、値引き交渉の前に絶対にやっておかないといけない事として、今乗ってる車の正しい下取り査定額を知っておくことがあげられます。
下取りに出す車の正しい価値をしらないと、本当なら100万円で買取りしてもらえるはずの車を50万円なんて言われてうっかり売ってしまうリスクがあるからです。
100万で売れる下取り車を知らないうちに50万で売ろうとしてません?
下取りの車の正しい価値が価値が100万円だと事前に分かっていれば、50万円なんて提示されてもそこには売りませんよね?でも、多くの人は、キャラバンの営業マン言われたままの金額で下取りに出してしまっているのが現状です。
そこで、損を避けるためにやるべきことは、複数の中古車買取店から査定をもらい、それをキャラバンの営業マンが出してきた査定額も含めて比較し「最高値の査定額を選ぶ」だけです。
なお、自分で複数の中古車屋を訪問して査定をもらうことはとても面倒ですが、中古車屋の中には悪徳業者もいますし、店によってはその店への売却を前提としていないとちゃんとした査定を出してくれないケースもあります。
そこでネットの一括査定なら、事前に優良業者だけが選ばれ、さらに複数社からいっせいに査定がもらえるので便利で安心なんです。
簡単に査定をもらえるのがネットの一括査定
今の時代、すでに多くの人はネットの一括査定サービスを利用されていいます。スマホやPCから、走行距離や年式などを入力するだけで、車を見せずに大まかな査定額を知ることができます。
集まった大まかな査定額の中で最も高額なところにだけ、実際に車を見せれば実際に売却する時の正式な査定額がわかるので、あとは、キャラバンの販売店がその最高値の査定額と同じ金額で下取りをしれくれるなら、そのまま売ればいいだけです。
それに、もしキャラバンの担当者から「中古車の買取店には勝てませんよ~」と言われたなら、売る相手と買う相手を別にして、下取りの車はネット査定でみつけた最高値の店に売ればいいだけです。
ニッサンより中古車買取店が下取りに高値をつけてくれやすい理由
中古車の買取り業者だとニッサンのディーラーよりも50万円ほど高く買取りしてくれる事なんて珍しい話じゃありませんよ。
特に、キャラバンからキャラバンへの買い替えの場合などは、中古車屋なら海外への転売ルートも持っているので、高く買取りしてもらえやすかったりもします。
私は仕事で海外に行くことが多いんですが、中東でもアジア諸国でも、明らかに日本から流れた中古車であるキャラバンがあちこちで大活躍していますよ。
キャラバンの場合、ハイエースと同じく海外で人員の運搬に使わることも多く、東南アジアなどではミニバンなどよりもはるかにたくさんの人を載せて移動できるために重宝されています。
日本では定員数がしっかり定められていますが、海外では日本のように交通ルールも厳しくない国も多く、そうした国に中古のキャラバンを売れるルートをもってる中古車買取店などは、仮に走行距離が20万キロくらいのキャラバンでも何十万円かで売る自信があるために過走行でもちゃんと買ってくれます。
ところが、これが日産などの場合には、とても20万キロなんて走ったキャラバンを次に売るルートがないため、どうしても査定がタダにならざるをえないというわけなんですよね。
繰り返しますが、絶対にやってはいけないのは、中古車の買取店の金額を調べずに、無条件にキャラバンの販売店に下取りに出してしまうことです。必ず比較をして高い方に売るように気をつけてくださいね。
下取りに出す前に知るべき2つの注意点!
車の買い替えで得するか損するかは、下取りの車をどこに売るかでほぼ決定します!
その理由は以下の2点です。
- 新車ディーラーは中古車の買取は消極的
- 中古車屋はその時の在庫状態によって欲しい車と欲しくない車がある
これから言えることは!
最高値で車を売る(下取りに出す)には、中古車の買取業者のなかで、あなたの車を”ちょうど欲しがってくれる店”に売るしかないってことです。
そんな「ちょうど欲しがってくれる業者」を見つけるには、複数の買取業者から査定をもらい、最高値の業者を選べば簡単に実現します。
それを簡単に実現してくれるのが以下のような大手の一括査定サービスです。